あまりにもあっという間で余韻に浸る余地もありません

片付け早過ぎ

。。

追い山の日、奈良屋町の山小屋から西流のかき出しを見送るというか追っかけるところからはじめました。

でももうそれは遠い昔のようです。

雨。

パラパラの雨はどんどん大粒になっていきました。

提灯はビニールに包まれていました。

みんなびしょびしょざぶ濡れの

降りしきる雨の中皆が見守ります。

櫛田入りの直ぐ手前で数時間待ちました。
本当はスタート地点のうぉりゃー!を狙っていたのですが場所を読み間違え先過ぎました。去年は手前過ぎ。リサーチ不足です。

でも壮観でした。写真はとってません。迫る山を待ち受ける側の姿、眼差しが近くて感動しました。

と書いてる今は事後です。たった数時間前の事ですが、あそこにいたのが嘘みたい。

 
最後は奈良屋に戻って西流の山崩しを皆で見届けました。

帰ってきた山をご家族、町の人、たくさんの見物人みんながあたたかく迎えます。労いの拍手。

祝いめでた唱和後

(唱和中山を上下に大きく激しく揺らします。この時に神様は出てゆかれるのではと思いました)

突如はじまります。

若者達がよじ登りあれよあれよと

ブッ壊す!

豊臣秀吉は生首に、腕ももぎ取られ体はばらばら引きちぎられ着物も剥ぎ取られ表題も花も松も引っこ抜かれます。

あっという間

それらは縁起物として持ち帰られる。首も飾るのかな。。気になるところです

↑彼の拳ではありません秀吉のです。

追い剥ぎ♫

(の布で巾着を作ったりするらしい)

奪い合った後

骨組みだけとなった山。

を綺麗に水で流して

次の当番町への引き継ぎ。

博多手一本。

骨組みの山が去っていく。。

おしまい。

切れ味の極みです。

雨もあがりました。

さっきまであった山小屋は空っぽ。

刻み込め

もぬけの殻

山小屋はもうありません。

あっという間の出来事でした。

。。。。

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