塩を増やせば確かにほぼほぼ腐らない。
でもそれで片づけるの何だかなと思いました。
物凄い量をつけるならそれでよいが、
瓶でいえばたったの2、3個。
梅酢があがるまでのたった数日。気をゆるめるのはやめよう
と改めて思いました。
今回の失敗はどうしたら防げたのか、
塩以外だと
①瓶をゆらす。これに尽きます。
これしかない。
梅の汁を全体にゆきわたらせる。
梅酢に浸かれない上の方からおそらく駄目になっていくので、
そうならないよう瓶をゆらして中の梅をうまく転がしたりして全体に汁をまとわらせる。。
ゆらゆらゆらす
ゆきわたらせる
全体にまんべんなく
。。。
あっ。巡らす!
(☆∀☆)
巡らせる!
米1・・ある喫茶店の屋号が思い浮かびました。そしてその店に行くと不思議と巡るのです・・
これが何より大事だったんじゃないかと気がつきました。
瓶の中を巡らせる。
瓶を置く環境も巡らせる。
部屋は直射日光を避け
できれば風通しをよくして巡らせとく。
追熟の時も新聞の上に広げてたまに転がすのは巡らせたいからだ。
巡らせるのが大事なのは梅だけじゃない。
血液もだ。。
絶えず循環。
からだの中も、気も、
滞るからおかしくなる。
自分自身がまるでそうだ。
おかしな時は滞っている時だ。
散歩に行ったり、喫茶店に行ったり、人にあったり、音楽をきいたり、本を読んだり、酒粕を食べたり、
何かと触れあって巡らせておく事はとても大事な事だなと思いました。
私は引きこもり癖があります。
滞り癖とも言えます。
巡らせ方を押さえておいて、滞りはじめにすみやかに巡らせられたら腐らずにすむのでは。。
と思ったり。。
梅の話に戻ります。
巡らせられるなら塩は出来る限り少なくて全然だいじょうぶ!
〰️
思い出しました。
梅をはじめた頃、小さな男の子が美味しくなあれとこまめに瓶を転がす、というエピソードを参考にして転がしていた事を。
思い出しました。
Hラタ先生から、挽きたての珈琲豆の角をとるため空気を含ませ混ぜる時は「美味しくなあれと念じながら混ぜるとよ」と習った事を。
「根源的にね」と一心不乱にかき混ぜてた事を思い出しました。
私はあの作業がとても好きだった。
「ネルで淹れるからおもいが込もる」
と教わりました。
まさにその通りで、手間をかけたらその分おもいも込もります。
珈琲から学んだ事もいつか話せたらよいなあと思います。
とにかく
手間を惜しまず梅を漬けよう!
おいしい梅漬けの肝は
①ゆらして巡らす!
すべての肝は
①手間を惜しまない!
これは自分に言っています。
ブログをはじめてその都度浮かぶ人いますが、ここは自分と自分に似た人に言っています。
昼夜逆転しつつ今日はこれにて